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法律相談[借金返済編]

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自己破産

自己破産とは、裁判所を通じて借金をなくす手続きです。
自己破産とは
「自己破産→免責」の条件
メリット・デメリット
自己破産の手続きと流れ

自己破産とは、
自己破産とは、債務者(自分)が現在保有している財産と、これから入ってくる収入(給料など)を総合的に判断して、「この人はとても借金を返すことができない人だ」ということを認定する制度です。
自己破産によって借金が免除になるわけではありません。
借金を免除してもらうには自己破産手続きの他に免責手続きをする必要があります。
「自己破産→免責」が許可されるためには色々な条件があります。
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「自己破産→免責」の条件
(免責不許可事由のないこと)
破産は、やむをえない事情で多重債務に苦しんでいる人を救済し、社会復帰を手助けするための制度です。
浪費・ギャンブルで膨らんだ借金の清算や、制度を悪用しようとする人に対しては、免責が認められません。
免責不許可事由とは免責を受ける事ができない理由を挙げたものです。
以下@〜Gの事由に該当しなければ、裁判所は免責決定をする事となります。
@ 財産を隠す・壊す・第三者に贈与するなど、債権者にとって不利益になるような処分をした場合
A 架空の借金を計上する等、偽って債務を増加させた場合
B 借金の主な原因がギャンブルや浪費などの場合
C 商業帳簿作成義務があるのに作成しなかったり、帳簿の不正な記載や隠す・捨てる等した場合
D 破産をする予定であるにも関わらず、その事実を隠して新たに借金をした場合
E 過去10年以内に破産(免責)していた場合
F 裁判所に対して、虚偽の債権者名簿を提出したり、財産状態について虚偽の陳述をした場合
G 破産法に定める破産者の義務に違反したとき
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自己破産のメリット
自己破産を申し立てると、債権者からの催促や取立てがピタリと止まります。
自己破産→免責をすると、これまで苦しんでいた借金が帳消しになる。
自己破産をすると、新しい生活・再スタートを開始することができる。(社会復帰)
免責の確定により、すべて以前の状態に戻ることができる。一部の借金のみを整理することもできる。
任意整理のデメリット
ブラックリストに載ってしまうため、約7年間は新たな借金やクレジットカードを作ることができない。
自己破産したことが国の機関紙である官報に掲載される。
自己破産者の本籍地の自己破産者名簿に記載される。
但し、公にはならない。
自己破産者の本籍地の市区町村が発行する身分証明書に自己破産をしたことが記載される。
但し、公にはならない。。
自己破産開始決定から免責決定までの約6ヶ月間は、行政書士、株式会社や有限会社の取締役など、一定の職業に就くことができなくなる。
免責確定後、7年間は再び自己破産できない。
自己破産をすると、連帯保証人に迷惑がかかることがある。
勘違いしないでね!
自己破産しても、以下のようなことは有りません。
戸籍に記載される
免許証に記載される
選挙権がなくなる
家族がかわりに借金を背負う
一生借金ができなくなる
海外旅行に行けなくなる
会社にばれる
会社を辞めさせられる
サラ金業者から嫌がらせを受ける
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自己破産の手続きと流れ
自己破産の依頼→受任

受任通知を発送(即日)
認定司法書士がこの受任通知を各債権者に送ることで、借金の返済をする必要がなくなります。通知が届いた時点で取り立てが止まります。

取引履歴の開示請求
貸金業者に対して借主との間の全ての取引履歴を開示するよう要求します。

利息制限法による再計算
これまでの取引を全て利率約18%に直して計算し直し、払いすぎている利息は元本に充当して、現在の法律に従った本当の借金の額を確定します。

本人が必要書類を準備
自己破産を申し立てるのに必要な書類を集めていただいたり、自己破産申立書に記載する情報を用意していただきます。

自己破産の申し立て
自己破産の申立書を司法書士が本人に代わって、管轄の地方裁判所へ提出いたします。

破産審尋
本人が申立てをした地方裁判所へ出向いていただきます。
決められた時間に裁判官との面接をしていただきますが、ただ正直に今まであったことやその反省、そしてこれからの決意を裁判官に語っていただければ、何も心配する必要はありません。
審尋は行われないことも有ります。

破産手続開始決定
破産宣告決定とは、「申立人が破産をしなければいけない状態だということを認めた」ということです。
これで官報に掲載されますが、これによって他人に知られることはまずないでしょう。
それに同時廃止といって、「申立人に財産がほとんどない場合は、債権者に配当せずに手続きを進めよう」ということになります。

免責審尋
再び本人が裁判官との面接がありますが、ほとんどの場合は、面接と言っても集団面接のような形となり、「ここにいらっしゃる方々は免責(借金がゼロ)が決定しました。」といった具合になるようです。
審尋は行われないことも有ります。

免責決定・官報に掲載
借金がゼロになる。これで「新たなる出発」の時です。
これまでのことは大切な糧にして、あの辛いときがあったからこそ、今の自分がいると思えるような、希望ある未来を歩んでいって下さい。
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